夜十一時五十五分からはじまる謎の番組

2355というNHKの番組を時々目にする。

カエルが水辺でじっとしているだけだったり、ダジャレを延々と流していたり。

 

何もない、無に等しいコンテンツである。

しかし、0時を迎えるにあたってこの番組を目にすることで、解脱にも似た感覚を味わうことができ、新しい朝を綺麗な心で迎えることができるわけだ。

 

実に公共放送たるNHKらしい番組である。おそらくスポンサーはつかんでしょう。

 

ところで、くだらないことを興味深く見せるコツを見つけた。

 

ナレーションだ。

綺麗で生真面目な声質、抑揚から、番組からどことなくインテリジェンスの匂いがする。

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